ん、やっぱり最後は確認作業になってしまうのが悲しい所。
いや、やっとコレでアニメ版見られるなwww
※)何時ものように以下ネタバレです。
さてどこから…。
とりあえず、加菜子を突き落としたのは頼子だってのには事件後すぐに頼子が何も喋らなかったって事で確信。 どうも姑獲鳥に引き続き、犯人をボカして表現するらしく(意図的に話を変えたり)構文を考えると犯人だとわかるのねん。
出だしの、加菜子が研究施設につれられた時点で今回は人工臓器の話だと確信。 これは前回の姑獲鳥で体外受精をやってたから、推測になるけど、百鬼夜行シリーズとして心の闇を妖怪に例えて妖怪退治をする+昭和初期の最先端科学医療がネタになっているようなので、人工臓器しか思いつかなんだ。
久保 竣公が連続殺人の犯人なのも、稀譚舎に原稿をよこした時点で確信。(まぁ当然か) ただ兵衛との繋がりは読まんとわからんし、兵衛の過去を述べている段階で息子だってのも確信した。 いいもわるいも、話の規模に於いてキャストが少なすぎで絞り込みが簡単なんだよね。 でも、何回も改めないと名前を覚えない自分にとってキャストが少ないのは大変助かります。
柚木陽子が美馬坂の娘であったって明かされた時点で、加菜子が美馬坂の娘であることを確信。っていっても、途中読みながら須崎かな?とも思ったのだが姑獲鳥で強姦ネタやってましたから、二度も同じ手を使わないよなーってことで、近親相姦かと。
加菜子消失については、まぁ冒頭で箱の中の少女をやってますんで、そのまま箱の中だと思っていましたが、あの上巻の出だしの話がそのまま雨宮だってことに結びつくには、関口君と同じ時間費やしました。 上巻を読み始めは結構前だったので言われるまで思い出しませんでした。
まぁそんなことで、細かい事を抜きにすればだいたい中巻の出だしぐらいには犯人がわかり、各事件の個別な内容は推理できたのだが、いわゆる『動機』って部分はよまないとわからないので、確認作業という感じになっていました。
安楽椅子探偵としては、情報が出そろった時にはもう解決していないと行けないだろうし、探偵と読者に与えられた情報はイーブンではないとダメだろうし…安楽椅子探偵モノは難しいんでようね。
きっとコレが百鬼夜行シリーズの面白みなんでしょうが、自分にはいまいちわかりません。 情報が出そろったあとくどすぎるんでしょうか? やっぱり推理モノは謎解きの段階で「そうだったのか!」と膝を叩きたいモノです。
さてさて、このまま鉄鼠あたりまで読み進んだ方がいいのかな? 次の狂骨の夢では文体というか、作りが変わっているのだろうか?
それとも島田荘司に乗り換えてしまった方が面白いのか…。
0 件のコメント:
コメントを投稿