みるくとはちみつの予定調和: 魍魎の匣とラブプラス

2009-09-05

魍魎の匣とラブプラス


 発売日にラブプラスがAmazonから届き適当にプレイです。 とりあえず、中の人が丹下な人(小早川)一本でプレイ。 昨日に告白を受けましたが、正直笑いました。 なんてーか、恋愛ゲーはどうも性に合わないんです。
 なんで性に合わないか考えた結果、主人公=プレーヤー前提でゲームが作られているが為に自分(プレーヤー)の考えとかが全く反映されないから感情投入できずに「もどかしく」なり、それがやがて「イライラする」の一歩手前までくるんですよね。 イライラしてしまえば、あとは投げ出すだけなんですがどうもそこまでストレスが溜まる訳でもなく…。
 どうしてプレーヤーの選択肢があんなに少ないのでしょうか?もうちょっとあってもいいと思いますが、3択とかはないんじゃない? 血液型だってもうちょっとあるし、星座別に12種類用意するとかでもいいんじゃないwww
 技術面だと、どうしてこれをDS?って思ったり。 たしかに「リアルタイムで付き合う」には携帯型しかなかったのだろうが、キャラがデザデザで萎える。 背景がデザなのは容量の為と思えばこそだが、メインのキャラデザリング処理してるのかハードウエアの制限なのかわからんが(たぶん後者)、低解像度なんだよな。 このあたり、ナムコがDSアイマスで3Dモーションをアタリにして2D化にした理由がわかるわ。
 あとはキャラクターが角度によって別人に。 しかも結構破綻する。
 キャラクターデザインに近づけようとした結果発生した結果なんだろうが、アニメーションでも、原作者とは別にアニメーション用のキャラクターデザインをする人がいるように、モデリングキャラ用のキャラクターデザイナーをつけるべきである。と思うのだがどうかな?

 んで、結論的にどうなのかといえば、それらを覆す程に『コナミのエロは業が深い』というのを確認でき、個人的に「エロゲー認定」だったり。 エロイシーンってそれこそキスシーンぐらいだったりするのですが、空気とか雰囲気とか…なんていうのかな?初代ガンダムのTV版でシャアとララァはやってるだろって空気を濃くした感じです。


 魍魎の匣ですが、やっと本格的に読み始めました。 半年以上、いや1年近く放置してましたが、丁度文庫版の中巻を読み終えた所です。
 姑獲鳥の時もそうだったのですが、途中で話がだいたいわかってしまって、あとは確認作業になってしまうのですが、京極夏彦いや、この百鬼夜行シリーズは全部こんなスタイルなんでしょうか? そうと思えば解説臭いのも良く出来ていると思うのですが、そうじゃないとした推理モノとしたらダメなんじゃないのかな? あ、いや、推理モノの素人な自分が言う事でもないか…。

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