みるくとはちみつの予定調和: 09/11

2011-09-22

KRWを見てみよう!

 『みとって』!!『あ・そ・ぼ!』!!
(♫わんにゃかぱっぱー ゆんぱっぱー♫)

素猫:如月おねえさん 如月おねえさん ぼく、KRWを見てみようと思うんだ──
おねえさん:わああ それはステキですねー
素猫:あっ!!でもしまった ぼく「KRW」の見かたわからないよ──
おねえさん:まぁそうなのですか?
素猫:うーーん誰かぼくに KRW/USDのチャートのみかたとか 効果的な江頭タイムの騒ぎかたとか 動向でwktkできるコツとかおしえてくれないかな──
おねえさん:…初心者とは思えないくらい 専門的な入り方なさいますね
おねえさん:それじゃ そんなスネコさんの為に、これから一緒に「みとスレ」の様子を 覗いてみましょうか?
素猫:「みとすれ」?
おねえさん:「ウォンを看取るスレ」のことですよ!
素猫:そのスレでいったいどんな事をするの?
おねえさん:それは…えっと 「それはこれから見て… のお・たの しみ ですよ!」
素猫:見たらぼくもおねえさんみたくウォンをみとるようになるかな?
おねえさん:なれます なれます!!
素猫:次スレのスレタイ※も採用してくれるかな?
おねえさん:… おねえさんそれ さいようされたことないです

おねえさん:というわけで「ウォンを看取るスレ」を見てみよう!
素猫:はーーじ まーーる よーー!!

※次スレタイトルの後に韓国経済に引っかけた面白い冗談を入れているのだ


 って、すいませんすいませんすいません。
 手元にGAの1巻があったからついやってみたくなりました。勢いだけで書いたので素猫さんの専門ボケとかネタが思い浮かばなくってgdgdになってしまいました。
 このエントリーの趣旨は、最近再び面白くなってきたKRW(韓国ウォン)の対USドルに対する為替チャートのリンクを張って起きたかっただけでしたが、流石にリンクだけあるのはどうなの?って思ったのと、 前回ウオッチしていたリーマンショックの時に仕入れたウオッチ知識をすっかり忘れていたので備忘録的に書いておこうと思ったからです。

 もともと、為替の専門知識があるわけではないので、以降の内容が間違ってる箇所が多々あるだろうし、間違って知識を鵜呑みにして損害受けても当方は一切関知しません。
 と、バリアーを張っておきます。


【概要】
・世界的不況で経済が不安定な中、韓国の通貨であるウォン(KRW)が再び乱高下というか、乱高したきて、再び国家崩壊の危機が迫ってきた。

【どうしてウォッチするのか?】
・韓国という国が特殊で面白いから。

【どこが面白いの?どこが特殊なの??】
・政府が市場介入を行っているのだが、資金が無い為かよほどのへたくそなのか、介入が素人にも読まれやすく殆ど効果がない。
・殆ど効果が無い市場介入でも、輸出経済の韓国にとってウォン高は致命的であるため絶えず介入する必要がある。
・韓国経済はウォン高でもウォン安でも国家崩壊の危機になるため、絶えず調整が必要。ちなみに適性為替レートは1000ウォン前後と言われてる。(これはリーマンショック後の話なので今は違うかもしれない)
・すでに国家が市場介入を行う為に保有している準備金は尽きており、韓国国民の年金を投入している。(税金ではなく、国民から預かっているお金に手を付けている。将来支払いしなければならない)
・って事は、「効果が無い介入」の為に国民のお金を使用し国家としての体力を削っている。でも介入をしないと国家として崩壊してしまう。
・ようするに遅かれ早かれ崩壊してしまう。
IMF(国際通貨基金)の介入は既に断られてる。(一度ご厄介になっている上に、現在の韓国経済の規模だとIMFで助ける事は無理だし。それに、韓国がIMFに喧嘩を売った形になってるので相手にしてくれない)
・先進国の経済がガタガタで助けられる国はない。ユーロ圏はギリシアで手いっぱい。アメリカはドル安で手いっぱい。日本は人災、自然災害で手いっぱい。(しかも、今度勝手に韓国を助けたらただじゃおかねーぞ。とIMFから圧力がかかってる)
・お金を借りれそうな国には既に目一杯借りていて、対外債務(外国への借金)が4000億ドル(30兆円)ぐらい。(2013年にはGDP比で31%が債務になると予想されている)
・しかも、中国から借りたお金のうち10兆円は2011年9月決済と言われてる。
・韓国銀行は2004年から「世界唯一の赤字中央銀行」。

【ウォン安、ウォン高】
・ウォンは国際通貨ではないため国際市場では直接使用できず、ドル決済を行っている。
・そのため米ドルに対しての通貨価値となる。
・米ドルに対しウォン安になると、輸出製品が安くなるが輸入する資源が高くなり利益にならない。
・米ドルに対しウォン高になると、輸入する資源は安くなるが、輸出する製品が高くなり利益にならない。

 って、こんな感じでだいたい面白みが分かってきたかな?平たく言えば、人様の不幸を笑っているってことです。

 経済もそうだけど、政治も軍もいろいろと面白いところがあって、それらも韓国って国を構成している一部だから為替にかかわっているんだけど、長くなるので置いておきます。


【チャートの見方】
 USD/KRWチャートの見方を簡単に説明。素人説明だから間違ってる場合があるけど、見ている分には実害はありませんので。

サンプルとしてよく使われるStooqのUSD/KRWで説明します。2011/9/20のチャートのスクリーンショットです。


・グラフの横軸が市場開始からの経過時間です。韓国市場は日本時間で午前8時から午後3時までの8時間開いています。
・縦軸が1米ドルに対するウォンです。上に行くとウォン安、下に行くとウォン高となります。余りにも乱高下すると縦軸の数字が変化するので注意が必要です。

・グラフ内にあるのが「ローソク」と呼ばれる物です。ローソク1本が5分の間に行われた取引を表しています。

・白いローソクはグラフの上に向かって伸びます。(ウォン安に向かってます)
・青いローソクはグラフの下に向かって伸びます。(ウォン高に向かってます)

・5分間の取引の間で、白いローソクの底辺が開始(0分)時の値で、上辺が終わり(5分)の値になります。
・5分間の取引の間で、青いローソクの上辺が開始(0分)時の値で、底辺が終わり(5分)の値になります。

・値に戻りがあると棒が出る。

 と、これらの組み合わせでグラフを読むことが出来るはずです。

 たとえば、市場開始から5分後の2本目のローソク。上に棒がでてますが、このローソクの見方は「1143から開始して1147までグラフが上に延びたあと、1146まで下に延びた」事を示しています。
同じように上に棒が出ているローソクがありますが、青ローソクだとまた見方が違います。
グラフの最後の青ローソクの場合は「1150から始まって1151.7ぐらいまで上に延びた後、1148.5まで下に延びた事を表しています。

 まずはローソクの開始から最終的に上げたのか、下げたのか色で判断して開始場所を判断すればすんなり読むことが出来るはずです。
と、文章で説明してもあれですので、リアルタイムで動いているチャートを見ていればなんとなくわかります。

 下の表の説明します。
Last:現在の値
Change:開始からの相対数値です。
1Y Change:去年比だと思います。(自信ないです)
Open:市場開始時の数字です。
Bid:終値だと思います。
High/Low:今日の最高値と最安値です。
1Y High/Low:1年以内の最高値と最安値
Prev.:前日の終値
Ask:すいません分かりません。


 以上、チャートの説明になります。
 もっと大ざっぱに説明すると、白ローソクが韓国崩壊を進めている外圧で、青ロウソクがそれに抵抗している韓国政府(年金)だと思ってしまってもいいかもしれません。むしろその方が面白いです。


 まだ、ちょっと説明するところがある気もしますが、もう書く気がなくなったのと、長く成り過ぎたので最後にリンクだけ張って終わりにします。
 長々と読んでくれた人ありがとうございます。

【リンク】
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