Droboの話だけで、前回終わってしまったのですが、今回はSynologyの話。
前回の最後のおまけで書いたように、Drobo社がもうダメな事は知っていましたので、一昨年あたりから次の大容量ストレージの選定をしていました。
先人に習え。
ってことで2ちゃんねると言う名前の5ちゃんねるのNAS板かなんかで、Droboからの乗り換えで薦められていたのが、SynologyとQNAPの2社のNAS。両社のサイトで製品を確認してみて、Amazonで値段を見ると、自分の使い方だとSynologyかな?と。
当然と言えば当然なんですが、容量が大きくなればなるほど初期投資金額がおおきくなりまして、なんとか低コストでNASへの更新したい所。ドライブ数を減らしてHDDの容量大きくしたりとか色々なパターンを考えたんですが、結論がでないままにDroboの故障となりまして、ほんとたまたまDS1522+がセールしてました。
そんなの即効ポチりですよ。
HDDの選定もあるんですが、時間もなくなったので金額優先。
WDのDC HC510の10TBを5台購入。整備品を買ったのですべて新品買うとしたら1台分おまけで付いてきたって感じの金額。とは言え、HDD5台でDS1522+もう一台買えるんですけどね。
DS1522+を仮設置してDroboからのデータコピー。全コピーに2日ぐらいかかりました。
今のNASって凄いんですね、ネットワークの理論値近くのスピードでるんですから。
とはいえ、DS1522+は1Gbpsのポートが4ポートあって、リンクアグリゲーション機能があるから、環境がそろえば1Gbps以上のスピードがでるはず。能力があるならフルに使いたい。ってことで、リンクアグリゲーション対応のスイッチングハブを購入。したつもりだったんだけど、対応してないスイッチングハブ買っちゃって、試せませんでした。
仮設置後のセットアップにやや手こずりました。
Time Machineの設定が出来なくなる事が発生。(Time MachineとはMacOSの自動バックアップ機能) いくら設定してもMacOS側がボリュームを正しく認識してくれない。
結果的に、一度NAS側のTime Machineの設定をしてからIPアドレスが変更になると、正しく認識してくれない。というのが原因。なので、IPアドレスを変更したあとに、NASのコントロールパネルのファイルサービスを選択して、Time Machineフォルダの設定を削除→再設定をすれば正しく認識してくれるようになる。
あと、もう一点。
こちらもIPアドレスを変更したあとに発生するんだけど、全体的にIPアドレス変更後の動作がいまいち安定しない。いくら再起動しても新しいIPアドレスでうまくボリュームの認識ができないんだよね。雰囲気的にはNASの中で前のIPを所持してるからアクセスができない感じ。
だから、NASに固定IPを割り振りたいなら最初っからIP指定しておいた方がやりやすいかもだ。
実験していないけど、たぶんこれが正解だと思うけど、自宅の環境だとルーターがDHCPサーバーになってて、そちらで固定IPを割り振ったんだけど、NASの方でもIPを指定してあげれば解決できた案件かも。
DS1522+に関してはいまのところこんな感じかな?
こちらもオマケ。
ボリュームの割り振りをメイン用、外部接続用、TimeMachine用と3つのボリューム作成したけど、容量の割り振りの読みが甘くて外部接続用のボリュームの容量が足りなくなりかけて困ってる。
一番簡単な解決法はDS120jを買う事かな?とか思ってる。