みるくとはちみつの予定調和: 成田鉄道八街線

2014-01-01

成田鉄道八街線

大晦日と元旦にやることではないのですが、国土地理院のWEBサイトで閲覧できる地図をつかって成田鉄道八街線の路線図を作ってみた。
地図の解像度の問題もあって、各駅の場所の特定には至っていないが、路線位置はほぼほぼあってるはずです。(実物みれればはっきりすると思うんだけどなー)

成田鉄道八街線 GoogleMap


成田鉄道八街線とは…
千葉市にあった陸軍鉄道連隊は、千葉-四街道-山田台-八街-両国-三里塚間の約50kmを軌間600mmの軌匡で敷設する大演習を1913年(大正2年)の9月から行い、演習運転を経て1914年(大正3年)5月に千葉-八街間を撤収した。そして八街-三里塚間を多古線を営業していた千葉県に払下げ、営業を開始した。当初は多古線と車両が共通であったが、多古線が1928年(昭和3年)までに1067mm軌間に改軌されたのに対し、こちらは輸送量が少なかったこともあって、開業時の600mm軌間のままで推移した。
1927年(昭和2年)には、多古線同様成田鉄道(当時は成田電気軌道)へ譲渡されるが、1940年(昭和15年)に八街線の線路敷に陸軍の八街飛行場が建設されることになったため、廃線となった。
Wikipediaより引用

って、ことで 現在の八街市から成田市まで走っていた鉄道路線で廃線です。
この路線、過去に興味を持つ人が少なかったのか意外と資料が残っていなくて、図書館で八街市の歴史を調べても千葉県の歴史を調べても似たり寄ったりの紹介文で路線図なんぞは出てこず、自分で廃線巡りの旅をするにあたって本腰をいれて調べてみたわけです。
けど、結局国土地理院のサイトで地図をひっくり返せば8〜9割は確定するんですけど、なんで誰もやらなかったんですかね?

10割あってます。っていえないのは、八街飛行場があったあたりの土地がいじられすぎて、測量図と航空写真から読み取れなかった区間があるからです。それでも合計1km未満なはずです。


ブログにエントリーするにあたって改めてぐぐるのですが、成田鉄道八街線を走っていた車両の模型って販売されてるんですね。鉄の人の熱意はすごい。
これ、市で購入して市役所に飾ってくれないかな?

成田タイプ単端(製造・発売:アルモデル)


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