みるくとはちみつの予定調和: ビオトープらしきものの何か

2011-04-17

ビオトープらしきものの何か

 一昨年あたりから、ビオトープという名の睡蓮池(鉢)を中心に、ミニ生態系を構築してみたいなーっと思っていたのですが、水槽をを維持する苦労ってのは昔に味わいましたしずーっと腰が引けてたんですが、ぐぐっているうちになんとかなりそうな目処がたったのでチャレンジしました。っていっても、現在進行形ですけど。

 とりあえず、庭に場所を確保します。理想的な場所はいろいろと問題があって使えないので、まぁまぁまともに使えそうな所をチョイス。 夏場はちょいと日差しが当りすぎるかもしれないが、それはそれ、なんとかなるっさー。
 あと、あの辺りはなぜか家の庭のなかで生物が豊か。作業中にカナヘビ見たし。

 邪魔なものをどかして、ホームセンターで買ってきた樽を埋めます。 事前調査で100リットルのプラスチックタライってのを使用しようと思っていたのですが、いざ買いに行った段階であまりにもデカイので怖じ気づいて60リットルぐらいの樽に変更した。
 家に帰って庭に仮置きしてみると100リットルの方でもよかったーとか思ったり。(水量が多い方が温度管理とか楽だしね)
 樽は地面から5cmぐらい頭が出るようにしました。 雨の日とか地面からの水が流れ込むのを防止するためです。
 睡蓮を鉢ごと設置するのに底上げ用として軽量ブロックのハーフサイズを重ねて置きました。軽量ブロックは数年雨ざらしになっているもので、アク抜きは不要と判断。下段の軽量ブロックが半分埋まるぐらいまでそちるソルチ焼土を投入。ソチル焼土メインにしたのは、睡蓮を入れたときの睡蓮に使用されている肥料で水中が栄養過多になるのを恐れたから。生体も入れる予定なのでそれは怖いかなーと。

 そして水投入。メイン水は井戸水です。この後にも書きますが、後で田圃の水を追加します。
 後々、この濁りが綺麗に取れるとはわかっていてもやはり不安になります。

 一旦設置作業は終了して、近所の田圃に土と水草とシダの採取と水路の水を汲みに行きました。まだこの時期に水の中にジャバジャバ入るのは正直寒いです。慣れるけど。(天気予報だと晴れマークだったから暑くなるとおもったら終始曇り。晴れたのは帰ってきてからっていう…)
 戻ってきて水草とシダ設置。雨などで樽の中の水がオーバーフローになったときには置くのシダが置いてあるスペースに流れ込みます。筈です。奥のシダスペースもブロックなんぞおいて保水を多少考えているのですが…どうかな?シダって育てた事ないような気がするんだよね。ブロックのL字の所にあるシダはたぶんワラビ。
 水が混濁してて、水草の設置状況がわからないので根付きが心配で、鉢のなかにソチル焼土と田圃の土を混ぜたものをいれ、そこにも水草を設置してみた。最悪、こちらだけでも生き残ってくれればと。
 水路の水は10リットル投入。よくよく考えたらこの水、二級河川の水源なんですよね。www

 ぶっちゃけ、ここまで設置して睡蓮無いです。この時点で安易に購入できるものだと思っていました。
 そしてこの後、ホームセンターを渡り歩き、GW前ごろにならないと入荷しないといわれ、凹んで帰ってきます。このまま放置をすると、蚊の発生源となってしまうので帰りに黒メダカ10匹買ってきた。あとマツモ。
 黒メダカ10匹はすこし数が多いが、立ち上げたばかりの水にそんなに生き残るとは思っていないので多めに投入。 


 で、二日後の写真。水は綺麗に澄んで底まで見えるようになった。メダカの死体は確認していない。

 このエントリーを書いている現在、1週間たっていますが、水草もメダカもシダもたぶん元気。 メダカは餌を与えていないので栄養不足が悩みの種。人工餌をやるとすぐに水質が悪くなるし、「ビオトープらしきもの何か」の理念に反するんだよねぇ。でも立ち上げたばかりは手を入れないと問題多いだろうし…。と悩んでます。
 この一週間の間に、蒸発した水を補うために水路の水を10リットル足しました。これで、少しはメダカに栄養が与えられていればいいのですが、水を汲んだのは日が落ちてからだからどうかな?

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